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8月21日(木)に「横浜こどもホスピス~うみとそらのおうち」を運営する認定NPO法人 横浜こどもホスピスプロジェクトより田川尚登代表理事を招いて、部内で講演会を開催しました。
「横浜こどもホスピス~うみとそらのおうち」は関東学院大学横浜・金沢八景キャンパスの隣にあり、生命にかかわる病気や状況(Life-threatening conditions : LTC)によって治療や療養中心の生活を送るお子さんとご家族が共に過ごすことができる「第2のおうち」のような施設。治療であきらめていた本来享受すべきその子らしい時間を叶える場所です。
今回の講演は、日頃よりホスピスと共に取り組んでいる横浜F・マリノスの協力により実現しました。
田川理事からは、ホスピスとは何か、ホスピスを取り巻く日本や外国の状況がどうなっているかなどの基礎的なお話から、うみとそらのおうちを作ろうと考えたきっかけや設立までの経緯、目指しているものなどをお話しいただきました。
ご自身の経験から設立の意思を持ち、何もないところから始めて、今では様々な人や企業、団体などが協力するまでになったお話はとても力強く、部員全員が最初から最後まで真剣に聞き入りました。
講演後には、部内の地域貢献担当が中心になり、簡単なグループワークを行いました。
テーマは「関東学院大学サッカー部がうみとそらのおうちにできる貢献方法」。
短い時間ではありましたが、各グループごとに話し合い、自分たちができることを考えます。
話し合った後は、グループごとに発表。
こどもホスピスのことをより多くの人に知ってもらうため、部のSNSを活用する案や、
一緒にサッカーをする案、駅前で募金活動やチラシ配布を行うなど、様々な案が出ました。
部員達にとっては、これまで知らなかったことを知れ、また、それについて真剣に考える機会となりました。
田川さん、ありがとうございました。
今回の講演会をきっかけとして、今後関東学院大学サッカー部では、「横浜こどもホスピス~うみとそらのおうち」に様々な形で貢献していきます。