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2024.08.23
チーム

「SHIBUYA CITY FC EDUCATIONAL DAY in KGU」を開催しました

8月22日(木)に関東学院大学横浜・金沢八景キャンパスで、東京都の社会人チーム「SHIBUYA CITY FC」から部員達がサッカーを中心として様々なことを学ぶイベント「SHIBUYA CITY FC EDUCATIONAL DAY in KGU」を開催しました。

今回のイベントで学べることは大きく分けて「ビジネス(スポーツ経営や起業)」「プロ選手として」「関東学院大学サッカー部員として」の3つ。
SHIBUYA CITY FCさんが東京都1部のチームでありながら200社以上のスポンサーを抱え日本最大の都市で活動していることや、その魅力的な運営から多くのJリーグ経験者が集まっていること、そして関東学院のOBが4名も所属していることにより実現したイベントになります。

 初めは代表の小泉翔さんよる、経営に関する講演。
どの様にチームを立ち上げ、それをどのように会社にして、その後会社としての最初の収入や最初のスポンサーをどのように得たかなど、赤裸々に語っていただきました。
実際にサッカーチームが0からどう出来上がっていくのか、現在会社として大事にしているものは何なのかなどサッカー運営会社について学べただけではなく、起業の方法など一般の会社経営についても共通する内容で、部員達が大好きなサッカーを通じて、「経営学」をより親しみやすく学ぶことが出来ました。

続いてプロ選手として必要な物などを自身の経歴を説明しながら伝えていただいたのは、田中裕介さん。
田中さんは、横浜F・マリノスでデビューしてから川崎フロンターレ、セレッソ大阪、ファジアーノ岡山を渡り歩き、その間にオーストラリアのウェスタン・シドニーでもACLに出場するなどトップレベルの公式戦で451試合にも出場した名選手。現在はSHIBUYA CITYの執行役員を務めます。

各チームで印象に残ったエピソードを紹介しながらプロ選手として必要なことをお話しいただきました。それだけではなく、高校時代はプロになれなければ大学に行くことも考えていたため、どこの大学でも行けるように常にクラスでトップの学業成績だったというお話や、プロになってもいつか海外に行くために英会話教室に通い続け、それがウェスタン・シドニーで活きたお話など、学業にも取り組む部員達にとって、モチベーションが上がるお話もしていただきました。


3パート目にご登壇いただいたのは、関東学院OBでSHIBUYA CITY FCに現在選手として所属する鈴木友也選手(右)と山出旭選手(左)。お2人共2021年3月に卒業した代です。
在学時を振り返っていただき、関東学院大学サッカー部とはどういうチームなのかを伝えていただきました。


鈴木友也選手が大学で関東リーグに出場し始めたのは、3年生の9月から。
試合に出られずずっと苦しんでいた間も、共に支え合えた仲間がいたから、スタンドから応援していても本気で勝って欲しいと思って応援でき、それが自身の成長に繋がったというお話などをしていただきました。

山出選手からは、周囲からは喧嘩をしているようにしか見えないぐらい選手や監督とぶつかり合いながら取り組んだ日々がチームの強さに繋がったというお話や、このチームで絶対に勝ちたかったから正直な気持ちを互いにぶつけ合いながら練習に取り組んでいたという当時の様子が語られました。
現役部員達は先輩達の言葉を受け止め、活力に変えているようでした。
その後、SHIBUYA CITY FCでの日常なども教えていただき、イベントは終了。
これからの人生の参考にしている部員達の姿がありました。

 初の試みとなった今回のイベントは、SHIBUYA CITY FCさんと関東学院大学の関係性だからこそ開催出来たものでした。
様々な要素がちりばめられたイベントとなり、部員それぞれが得たものは異なると思いますが、おかれた立場や持っている目標によって別々の何かを得られる充実したイベントとなりました。
ご協力いただいたSHIBUYA CITY FCの皆様、ありがとうございました。

関東学院大学サッカー部では、在学中の4年間で部員達がサッカーを様々な角度から考えられる機会を今後も広げていきます。