関東学院大学サッカー部

　前半序盤は拮抗した展開が続いた。本学は自陣でボールを繋ぎ、着実に相手陣内に攻め込む。立ち上がりから本学がボールを支配する時間帯が続いた。しかし、前半37分。自陣で保持していたボールを相手にカットされ、その流れからゴール前まで運ばれ、シュート。このシュートがゴール左に決まり先制を許す。その後、本学はなかなかリズムを掴めず、0-1で前半を終える。

　後半に入り、立ち上がりからチャンスを多く作ったのは相手だった。後半9分、10分と立て続けにシュートを打たれ、ポストを叩かれるシーンを作られる。しかし、2番・野末学、12番・出口貴也を中心とした決死のディフェンスで追加点を許さない。中盤の時間帯になると本学がボールを支配し、相手陣内に攻め込む回数が多くなる。すると、後半23分。右サイドにいた10番・狩野海晟のクロスから途中出場の17番・河波櫻士がヘディングで合わせる。これはゴール右に外れ、同点ならず。その後も攻勢を強める。後半31分には、相手ゴール前の混戦から、13番・土井紅貴がボールを拾いゴール前ペナルティエリア付近にヒールでパス。このパスを10番・狩野がシュートを打つが、相手ディフェンスにブロックされる。同点ゴールのチャンスを作るがなかなか決めきれない。後半終盤にかけて本学がボールを支配するが、チャンスは作れず試合終了。0-1で開幕戦を落とした。

【今節を振り返って】　

GK1 出口貴也選手からのコメント

「我々にとってこの試合が関東リーグ開幕戦という事で勝って勢いをつけていこうという大事な一戦でしたが、前半自陣のミスから失点してしまいそこから反撃することができず敗戦してしまいました。決して良いゲームだったとはいえませんでしたし、決定力というところも今後の課題だと思います。個人としても関東リーグ初デビューを飾った試合で勝利を収めることができず、悔しいデビューとなりました。次節の東海大学戦では迫力のある関東学院大学のサッカーをし、個人としても無失点で勝利を飾れるようにチーム一同頑張ります。

今後とも関東学院大学サッカー部の応援宜しくお願い致します。」