関東学院大学サッカー部

　前半序盤、自陣でボールを保持し相手陣内に攻め込もうとするがなかなかリズムを掴めず、ボールを奪われカウンターで本学ゴール前まで攻め込まれるシーンが多くなる。しかし、前半32分に本学が試合を動かす。左サイドでコーナーキックを得ると10番・狩野海晟のキックから2番・野末学がニアに頭で合わせる。頭で合わせたボールはゴールに吸い込まれ、先制に成功する。厳しい時間帯が続いたが、先制後は試合を優位に進め相手ゴールへ果敢に攻める時間帯が多くなった。しかし追加点は奪えず、1点リードで前半を終える。

　後半に入ると攻勢を強めたのは本学だった。後半26分、ペナルティーエリア左まで侵入し、クロスを上げる。クロスは相手にクリアされるが、こぼれ球を途中出場の20番・大和蓮が拾い豪快に右足シュート。このシュートは惜しくも相手GKにセーブされ追加点を奪えなかったが徐々にリズムを掴み、相手ゴールに迫る時間帯が増えた。追加点を奪えず時間が過ぎ、後半終盤に差し掛かる。すると後半36分、相手にコーナーキックのチャンスを与えてしまう。このコーナーキックから上げられたボールをヘディングで合わせられ、防げず失点。後半終盤で同点ゴールを許してしまい厳しい展開になる。その後、本学は勝ち越し点を挙げようと相手陣内へ果敢に攻め込むがゴールをこじ開けることは出来ず、1-1のスコアレスドローで試合は終了した。